町田国際交流センター(多文化共生全般/外国人相談/日本語教育)

「地域に飛び出す市民国際プラザ」 団体活動インタビュー

◆(一財)町田市文化・国際交流財団 町田国際交流センター(2023年8月17日) 東京都町田市

~市民が中心となって町田の国際交流と多文化共生に取り組む~


今回は、町田国際交流センター(以下MIC)のセンター長 富田莉莉さん、副センター長 山本一裕さんにお話を伺いました。

26年目を迎える国際交流、多文化共生の拠点

町田市は人口約43万人で、その内の8,899人(2024年1月1日現在)が外国籍住民です。1998年に市民が国際交流活動の中心として活躍できるよう、MICの前身である「町田国際協会」が市によって設立されました。
2004年には協会の活動を引き継ぐ形で町田市文化・国際交流財団が設立され、以来、MIC及び市の文化施設である「町田市民ホール」と「和光大学ポプリホール鶴川」の業務を行っています。
MICの職員は5名で、200名を超えるボランティアと協力しながら主催事業を行ったり、7種類のボランティア活動のコーディネートや関係機関との連絡調整などを行っています。

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センターの活動紹介の様子

MICでは7つの部会が設置され、多様なボランティア活動が行われています

●外国語部会: 5言語の語学サークル活動
●日本語教室部会: MIC日本語教室の運営
●外国人相談部会: 生活相談、専門家相談、通訳、翻訳
●子ども教室部会: 日本語学習支援やプレスクール
●国際交流部会: 国際交流のイベントの開催
●広報部会: ボランティア情報誌の発行
●国際理解・協力部会:異文化理解のための懇談会・講演会、国際ボランティア祭りの運営


ボランティア部会の説明会の様子

多言語相談窓口もボランティアの力で

生活相談は、原則として週3日の事前予約制にて、外国人相談部会の約60名のボランティアが交代で担当しています。対応者の調整も部会で行い、相談対応や、学校・市役所等への同行通訳のほか、病院での医療通訳も行っています。必ず2名体制で対応にあたるようにしているそうです。週に一度の会議で相談内容を共有するほか、相談体制の仕組み等、課題が見つかれば積極的に改善も図っています。
研修や学び合いの場を持ち、常に自己研鑽を重ねているボランティアの皆さんの熱心さ、意識の高さに驚かされます。

センター長の富田さん(右)と副センター長の山本さん(左)



日本語教室の様子

多様なアクターと共に作る地域へ

町田市の外国籍住民は年々増加し、在留資格の種類の多様化も進みつつあります。
日本語支援の必要な学齢期の児童生徒も増加しており、地域の課題解決や国際化を更に推進するため、MICでは市役所とのより緊密な連携を図ろうと取組んでいます。また、地域の多様なアクターとの更なる協働に向け、大学や社会福祉協議会、町田市地域活動サポートオフィスなどとの関係強化にも努めています。
第一歩として、2022年度には、MICの働きかけで市役所や市内の大学と連携するプレスクール事業が立ち上げられました。更なる連携、施策の充実を目指し、取り組みを進める予定です。

町田国際交流センター ウェブサイト https://www.machida-kokusai.jp/