特定非営利活動法人ABT豊橋ブラジル協会(愛知県豊橋市)(多文化共生 / 教育 / 生活相談・外国人コミュニティ支援)
インタビュー
2019.09.20
「地域に飛び出す市民国際プラザ」 団体活動インタビュー
◆特定非営利活動法人 ABT豊橋ブラジル協会(愛知県豊橋市/2019年9月20日)
※豊橋まつり2019の様子※
豊橋市特集~外国人市民にも選ばれるまちへ~
ABTは豊橋のブラジル人の自助組織で、外国人にまつわるトラブルを解決するために前市長の強い希望も受けて15年前に設立されました。 理事長であり、豊橋市国際交流協会のポルトガル語相談員でもある鈴木ギダさんにお話しを伺いました。
母語教室、日本語教室、イベント開催や市の委託事業を行っています。委託事業として今年度から新たに定住外国人等高校生日本語学習支援事業、定住外国人等中学生アフタースクール事業、ブラジル人向けメンタルヘルス相談事業もスタートしました。
教育や青少年支援、そしてメンタルヘルスに関わる事業を行うにはブラジル人や外国人の実情を把握したきめ細かな対応ができるNPOの存在が不可欠ではないでしょうか。
鈴木さんは10年頑張ればABTも不要になるだろうと思っていましたが、10年頑張ったところでリーマンショックが起き、辞めることができなくなったそうです。その後も豊橋市の外国人コミュニ ティのキーパーソンとして活躍され、欠くことのできない存在になられています。団体の世代継承という課題も抱えていますが、自治体、国際交流協会、NPOが密に連携を図り効果を上げています。今後の展開がとても楽しみです。