NPO法人エスペランサ(島根県出雲市)(多文化共生 / こども支援/ 外国人コミュニティ支援)

「地域に飛び出す市民国際プラザ」 団体活動インタビュー

◆NPO法人エスペランサ(島根県出雲市20212月25) Zoomオンライン

地域における多文化共生の進展を目指して


 島根県出雲市で活動する(特活)エスペランサ。本日は前理事の堀西雅亮さんから設立の経緯や活動状況などについてお話を伺いました。

 
 設立は2010年。きっかけはリーマンショック。当時、約1,000人の日系ブラジル人の方々が出雲で働き生活を営んでいました。職を失った方々などをどうにかして支えなければ。市民活動に携わっていたメンバーたちが中心となって同団体を設立しました。

 
 当初の活動はブラジル・レストランの経営。同地における国際交流、多文化共生の拠点的な機能も有していました。2015年からは同市で急増した外国籍住民、特に子どもへの支援の必要性から「いずも多文化こどもプロジェクト」を受託。こちらは20203月末で終了しましたが、「行政、大学、高校、企業等、様々な団体とつながることができた」とは堀西さんのお言葉です。

 堀西さんは、現在、情報蓄積やコーディネート機能の創出など出雲市における課題を感じつつも、同市における多文化共生の推進に携わる人材の育成や外国人向けの雇用環境の醸成などに一定の成果を感じつつあります。引き続き地域の多文化共生の進展を図ります。

いずも多文化こどもプロジェクトのページはこちら 

地元高校と共催したグローバル・カフェの一幕