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『地域も元気!世界も元気!』 団体活動インタビュー

(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン<後編>

<お話をうかがったスタッフの方>

ワールド・ビジョン・ジャパン

野村理恵さん(マーケティング部)

ルワンダでの大虐殺の衝撃

高校卒業後、オーストラリアに6年間留学をしていたという野村さん。留学中、NGOのニュース記事の翻訳ボランティアをしていた時に、1994年にアフリカのルワンダで起こった悲劇的な大虐殺について知った野村さんは、非常に大きな衝撃を受けました。

「とても多くの方が亡くなられたことももちろん衝撃的でしたが、自分がそういった紛争のことを知らなかったことにも大きなショックを受けました。」と野村さんは振り返ります。

もっとたくさんの人々が・・・

この経験を通じて野村さんは、まだ自分には知らない世界がたくさんあるのではないかと思うようになりました。

「世の中に気付かれずに不安の中で過ごしている方々が世界にはまだまだたくさんいるのかなと感じました。そのことを一人でも多くの方に知ってもらって、一つでもいいのでアクションを起こして、一人でも多くの方がそれによって平安な生活を送ることができるようになれば・・・という想いが国際協力に興味をもったきっかけです。」と野村さん。

その後、野村さんは心の中で国際協力をしたいという想いを持ち続けました。

一般企業での勤務の傍らでボランティア

オーストラリアから帰国した野村さんは、まず一般企業の営業職へと就職をしました。「世界で活動する前に、まず自分の生まれた国のことを知らなければと。日本の一般企業で、できるだけたくさんの方と知り合える機会が欲しいと思い、営業職として働きました。」と野村さんは言います。

その傍らで、いろんな国の子どもたちと触れあえるようなボランティアも始めました。そこで野村さんは子どもたちの魅力に引き込まれていきました。

「国に関係なく子どもたち一人一人に価値があるということを強く感じました。子どもたちのために何かできないかなと思いました。」と野村さん。

「愛されている」というメッセージ

一般企業からワールド・ビジョン・ジャパンへと転職してから現在3年目を迎える野村さん。これまで主に国内に向けた広報活動を続けてきました。そんな中で、昨年の3月11日、東日本大震災が起きました。ワールド・ビジョン・ジャパンではすぐに被災地支援を開始し、現在も子どもたちを対象とした活動を中心に、復興支援活動を続けています。

野村さんの脳裏には、昨年の東日本大震災後の5月、支援を届けるために東北のある小学校の始業式に参加した時の記憶が鮮烈に残っています。子どもたちの目の前で担任の先生が「君たち一人一人はこの街の希望です。君たちは未来です。」と語りかけた時、野村さんは思わず涙を流してしまったそうです。

「本当にそうだなと思いました。周りはがれきがまだたくさん残っているのに、こうした街の中で成長していってこの街を支えていくのは子どもたちだなって。これは世界中の子どもたちに対しても言えることだと思います。」と野村さんは涙を浮かべながら話してくれました。

今後、野村さんはできるだけ多くの子どもたちに「価値があること」、「愛されていること」を伝えながら、世界に少しでも平安が訪れるように努力したいと語っていました。

ワールド・ビジョン・ジャパン

宮城県の小学校に学用品を届けたときのようす

<インタビューを終えて>

「遠い国の知らない子どもたちのために、自分は一体何をしてあげられるのだろう」と私たちは悲観的に考えてしまいがちです。ワールド・ビジョンの「“何もかも”はできなくとも、“何か”はきっとできる」という言葉は、そんな考えにも希望を与えていると思いました。

また、野村さんご自身の経歴や現在の想いを伺い、キャリアパスについて考える機会にもなりました。(JANICユース 渉外チーム 永岡さやか)

[インタビュアー]

国際協力NGOセンター有志グループ(JANICユース)

代表 大沼智久

渉外チーム 永岡さやか

渉外チーム 千葉純也

インタビュー前編

※(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)HPのNGOスタッフインタビューで紹介している記事を掲載しています。

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