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「地域に飛び出す市民国際プラザ」 団体活動インタビュー

ピナット〜外国人支援ともだちネット(東京都三鷹市/2018年9月26日)

          
            「外国人支援にかかわる団体訪問ツアー」の様子

 草の根から外国人親子と行政サービスをつなぎ、全体のシステムの改善に貢献する

三鷹市のピナット〜外国人支援ともだちネットは、1992年フィリピンのピナツボ火山噴火被災者支援と交流を目的に「ピナツボ復興むさ しのネット」としてスタートしました。

その後、地域の外国人支援や国際理解教育に取り組むようになり、活動の中心を在住外国人支援とするために2015年団体名を変更しました。活動はボランティアによって支えられ、敢えてNPOなどの法人格は取得せず、地域の中で独 自の役割を果たしています。「大人対象の日本語教室」、「子ども学習支援教室」、「乳幼児を育てる外国人ママ支援」、「寄り添い」型 支援などを行い、また、これまでのフィリピン支援や在住外国人支援、国際理解教育活動等のネットワークをいかしながら様々な団体や 行政と協力関係を持ちつつ活動しています。三鷹市、三鷹国際交流協会、社会福祉協議会、子育て支援施設と連携する他、東京外国語大学や国際基督教大学からも多くのボランティアが参加しています。ピナットの特徴的な活動を2つご紹介します。

子ども支援教室:
三鷹市在住の、海外から来日した子どもたちは、教育委員会や三鷹国際交流協会が提供する日本語や教科学習の支援が受けられます。しかし、日本で生まれ育った「外国とつながる子どもたち」は公的支援からもれてしまいがちです。日本語で日常会話ができても、日本語で学習するための言語を習得していない子どもたちのサポート、外国人保護者に対する教育相談や情報提供、そして子どもたちが自らのアイデンティティを形成するための居場所づくりとして行っている支援です。

「寄り添い」型支援:
外国人は、公的な子育て支援サービスを知らなかったり、言葉の壁や公的機関への敷居の高 さが理由でサービスを享受できにくい状況があります。ピナットでは外国人母子に子育て支援施設などの情報を提供 するだけでなく、同行し、「やさしい日本語」でのコミュニケーションの取り方を各機関の人々にも見ていただくことで、彼らに外国人母子との関わり方のヒントを提供することも目指しているそうです。また、そうした機会に外国人や各機関の 人々に市の通訳翻訳サービスについても紹介しているそうです。外国人が自ら行政サービスを利用できるよう全体システムの見直しにつなげようという試みでもあります。

地域で長年活動を続けてきている福祉関係の人たちに、国際交流協会やピナットの 外国人支援の取り組みを知ってもらおうと、「外国人支援にかかわる団体訪問ツアー」を 企画実施したそうです。民生委員や高齢者福祉に携わる方、社会福祉協議会の職員など13名が参加したとのこと。よりよい地域づくりのために、独自の方法で効果を上げ、進 化してこられたピナットの今後に期待が高まります!


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