市民国際プラザ

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写真展「リサイクル&リユースで国際協力」開催のご報告

企画背景

近年、地球環境問題が盛んに取り上げられるようになり、自治体も積極的に資源の再利用(リサイクル・リユース)を進めています。そういった中で、自治体とNGOの連携による途上国への放置自転車譲与の活動をはじめ、資源の再利用(リサイクル・リユース)と国際協力とを組み合わせた取り組みが少しずつ広がりを見せています。そこで、様々な団体が行っている「リサイクル&リユーズによる国際協力」の取り組みを紹介し、こうした活動への理解と参加のきっかけとなるよう、本企画展を開催しました。

日時

2009年6月22日(月)〜7月3日(金) 10:00〜18:00(土・日は休み)

会場

(財)自治体国際化協会 市民国際プラザ

協力団体

(財)ジョイセフ、国際青年環境NGO/A SEED JAPAN、(社)シャンティ国際ボランティア会、 アフリカへ毛布を送る運動、(特活)「飛んでけ!車いす」の会、(特活)WE21ジャパン、 (特活)エコキャップ推進協会、(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会、岡山県

対象

自治体・地域国際化協会関係者・NGO関係者・一般市民

来訪者数

186名

・内訳:自治体関係者19名/協会関係者5名/NGO関係者32名/学生・会社員・一般130名

内容

  1. 放置自転車やランドセル等リサイクル品の贈り物支援ボランティアの取り組みの紹介(協力:(財)ジョイセフ)
    ・ 贈り物支援ボランティアの取り組みを写真で紹介(放置自転車・ランドセル・サッカーボール・学用品等)
  2. 携帯電話のリサイクルによる国際協力の取り組みの紹介 (協力:国際青年環境NGO/A SEED JAPAN )
    ・携帯電話から考える環境問題についてパネル展示―マウンテンゴリラの絶滅の危機について
    ・携帯電話の回収BOXの設置
  3. その他のNGOによるリサイクルによる国際協力の取り組みの紹介
    本のリサイクルによる取り組み
     (「絵本を届ける運動」「ブックエイド」:(特活)シャンティ国際ボランティア会)
    ・ハガキ・切手・CD・インクカートリッジの収集による取り組み
    (ステナイ生活:(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会)
    (使用済切手でアジアに医療協力を:(社)日本キリスト教海外医療協力会)
    ・ペットボトルのキャップのリサイクルによる取り組み((特活)エコキャップ推進協会)
    ・古着等のリユース・リサイクルによる取り組み(岡山県・(特活)WE21ジャパン)
    ・毛布のリユースによる取り組み(アフリカへ毛布を送る運動)
    ・車いすのリユースによる取り組み((特活)「飛んでけ!車いす」の会)
  4. 市民国際プラザの紹介

アンケートより(一部)

・普段ボランティアを学ぶ機会が少なく、今回来て様々なボランティアがあることが分かった。

・携帯のリサイクルでゴリラを救うという展示が印象に残った。

・自分の知らないところで支援を必要としている人々のいることが分かった。

・想像より小規模な会場でしたが、十分すぎるほどの衝撃があった。とても分かりやすく、自分でできることがらはじめたいと思った。

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特別企画

講演会「国境を越えてよみがえるモノたち〜リユースによる国際協力の取組み〜」

日時:6月30日(火) 18:30-20:30

参加者:20名

講演:(財)ジョイセフ 国際協力推進部長 高橋秀行氏

はじめに、世界の妊産婦保健の現状として一日に1500人の女性が妊娠や出産が原因で命を落としており、その99%は途上国の女性であることが紹介され、放置自転車を贈る活動が妊産婦の保健支援にどのように役立てられているのかをお話しいただきました。例えば、アフリカの農村では診療所までの距離が10〜20キロも離れているところが多いため、病気や出産の際に間に合わずに命を落とす人々が多かったのが、自転車が寄贈されることで看護士や保健士が駆けつけることができるようになったそうです。

次にランドセルを贈る活動についてご紹介いただきましたが、ランドセルが教育の象徴となって、地域住民が教育に熱心になり、子どもたちも学校に通うようになるなど、大きな成果があったということです。子どもたちが学校へ行くことによって、子どもを通して母親も健康・育児・経済の知識を持つことにようになり、住民の健康が改善するなどのよい影響がもたらされました。ただし、モノを贈るためには輸送手段・関税・支援先との関係づくりなど様々なハードルを乗り越えなければならず、モノを贈る支援の難しさも合わせて強調されました。

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座談会「捨てられたモノの行方を考える」

日時:7月1日(水) 18:30-20:30

参加者:13名

講演:(特活)国際協力NGOセンター NGO専門調査員

エコ・リーグ(環境NGO 全国青年環境連盟) 国際チームリーダー

北橋みどり氏

最初に参加者の自己紹介が行われた後、北橋氏より電子機器リサイクルによる途上国での健康被害や環境汚染の問題、携帯電話の部品に使われているレアメタルの採掘による環境破壊の現状について写真を交えてご紹介いただきました。途上国では、電子機器のパソコンなどのリサイクルのため、電子基盤を火であぶり、はんだを溶かして部品を取り外したり、酸液に基盤をつけて金属を取り外す作業が市街地を離れた家の裏庭などで行われており、廃液などによる土壌・水質汚染や健康被害が出ている現状などを具体的な事例を挙げながらいくつかお話いただきました。

北橋氏の講義の合間には、参加者も交えてのディスカッションが行われ、自治体・NGO・国際機関・企業・学生などさまざまな立場から意見が出されました。座談会は初めての試みでしたが、講演会とは違って参加者同士の新たなつながりができるなど思いがけない展開もみられました。今後もこのような形式の企画を行っていきたいと考えています。

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アンケートより>(一部)

・知識を共有できて良かった。すごく勉強になった。講師先生が同年代で同じ目線でいろいろな知らない世界が見えてよかった。

・いろいろな団体のセミナーやイベントに参加したが、座談会形式は初めてだったので、参加者の様々な背景や意見を聞くことができて良かった。一般的なイベントよりも多くのことを学び考えさせられた。

・参加者が様々な経歴の持ち主で、貴重な意見をたくさん聞くことができて参考になった。

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