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企画展「HIV/AIDSとともに生きていく
〜日本と世界のいまとこれから〜」開催のご報告

世界全体で3,860万人がHIVに感染し、1日7,600人がエイズで命を落とすなど、HIV/AIDSは依然として深刻な地球的課題の一つです。低所得国では高価な治療薬と特許問題のために僅か4%の感染者しか必要な治療を受けられず、感染者への差別意識や男性優位の価値観により、予防教育も進まず、エイズ孤児の問題も深刻さを増しています。

一方、エイズ治療や予防検査が進んでいるにも関わらず、日本ではHIV感染者は増えるばかり。特に若者への感染の広がりが深刻です。この状況を変えるために、エイズを含めた保健医療分野の国際協力に目を向け、世界的なエイズ予防の取り組みに参加することで、日本国内におけるエイズに対する意識を啓発し、エイズとともに生きる偏見のない社会を作っていくことが必要です。そのためのきっかけや、今後のつながりを提供するため、今回の企画展を実施しました。

期間中には特別企画「エイズを知るためのワークショップ」を行ったほか、「若者を巻き込む」ユニークなエイズ予防啓発活動を続ける赤枝恒雄医師の活動写真や著書の展示、HIV感染に関わる相談や研修、調査研究、国際協力活動、日本エイズストップ基金の運営など様々な事業を行なう(財)エイズ予防財団のニューズレターや多言語エイズ情報資料の紹介、タイ・カンボジア・南アフリカなどで、地域コミュニティの学びあいを重視した保健協力活動を行なう(特活)シェア=国際保健協力市民の会のパネルや資料の展示、HIV/AIDS最新情報の図やグラフによる掲示、HIV/AIDSのQ&Aコーナー、団体オススメのHIV/AIDSをテ−マにした書籍や映画情報の提供を行ないました。

アンケート結果からは、エイズを身近な問題として捉え、「次の行動」について言及される方が多くいらっしゃり、「エイズとともに生きていく」社会づくりのためのきっかけとつながりを提供できたのではないかと思います。企画展詳細は、このページの最後にリンクがはってありますのでご覧ください。

写真:企画展の入り口看板

企画展の入り口看板

写真:赤枝医学研究財団/赤枝恒雄医師

赤枝医学研究財団/赤枝恒雄医師

写真:エイズ予防財団

エイズ予防財団

写真:シェア=国際保健協力市民の会

シェア=国際保健協力市民の会

アンケートでは、以下のような感想が寄せられました。

  • エイズに対する考え方を少し変えることが出来た。誰にでも関係があることで、みんなで考えなければならないことだと実感しました。
  • 難しいテーマを写真や図、Q&A、関連書籍を用いて分かり易く紹介している。
  • 中・高での性教育の中でエイズに関して触れる程度に学んだが、改めて“問題”として考える機会はなかった。今日はよい機会になった。
  • HIV/AIDSに関してこれからも情報を取り入れ、自分でも考えていきたいと思う。
  • 世界ではHIVに新しく感染する人が減っているのに、日本では年々増えていることに驚いた。
  • 勉強になった。表面的な対応より根本的な問題の解決策が必要だと思った。
  • エイズと共に生きる人の数が多くても、地域によっては命を落とす人の数は少なかったりするということを数字でみてあらためて実感した。エイズは全世界の問題だが、薬がないということが途上国ではより大きな問題になっていることを学んだ。
  • 自分の周りで活動していくためのヒントを得られた。
  • まだよくわかりません。これから少しずつ勉強したいと思います。
  • 赤枝恒雄先生が、自ら若者の中に入り、積極的に伝えていく活動の写真が強く印象に残った。>
  • 日本でもエイズに関する取り組みがもっと積極的に行なわれるべきだと感じた。
  • シェアの実際の活動の様子が、写真とキャプション、DVDを通して伝わった分かりやすく伝わった。

今後とも市民国際プラザでは、世界で起きている様々な問題やこうした問題の解決に取り組む自治体やNGOの国際協力活動を取り上げた企画展を開催してまいります。どうぞご期待ください。

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