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企画展『HIV/AIDSとともに生きていく〜日本と世界のいまとこれから〜』特別企画「エイズを知るためのワークショップ」のご報告

「HIV/AIDSについての理解を深め、もっと身近なこととして考えてもらいたい。そして、自分から行動して欲しい。」。そのような思いから、(特活)シェア=国際保健協力市民の会(以下、シェア)の協力のもと、標記のワークショップを開催しました。教育関係者、NGO、学生など計15名が参加し、HIV/AIDSの現状やシェアの活動に関して活発な質疑応答や意見交換が行なわれました。

まず、タイでのHIV/AIDSに対する取り組みを、シェアスタッフの李祥任さんから伺いました。李さんは、参加者一人ひとりから何を知りたいのか聞いた上で、パワーポイントでタイでの活動を説明しつつ、その疑問に答えていくという形でお話されました。

その後、HIVウィルスは年齢・性別・職業などを選ばず、誰にでも感染する可能性のあるウィルスだということを体験するアクティビティ「水の交換」が行なわれ、目に見える形でHIVの感染が広がっていく実態を体感することになりました。次に、日常の様々な行為を記したカードをHIV感染の可能性が高いものから順番に並べていくカードワークを行いました。参加者は話し合いながらグループ内で結論を出して発表しましたが、感染の危険性が低い行為まで「高い」と判断したグループもあり、正しい知識を得ることの大切さを改めて考えさせられる機会となったようです。

日本においてエイズ教育や性教育は、ビデオやプリントなどで「知識」を伝達する方法が主流となっていますが、シェアのタイでの活動や今回のワークショップでの参加者の様子を見て、「HIV/AIDSは自分にとって身近な問題である」ということを実感できるようなエイズ教育・性教育こそがHIV/AIDS の予防につながっていくように感じました。

ワークショップの内容や、参加者の感想をさらに詳しくご覧になりたい方は、このページの最後にリンクがはってありますので是非ご覧ください。

写真:活動の解説、真剣に聞き入る参加者

活動の解説、真剣に聞き入る参加者

写真:カード分類の話し合い結果を共有します

カード分類の話し合い結果を共有します

写真:自己紹介をしながらコップの水を交換します

自己紹介をしながらコップの水を交換します

写真:検査によって水の色が変わりました

検査によって水の色が変わりました

参加者のアンケートより

  • タイでのエイズ予防の取り組み。エイズをより身近に感じることができた。
  • エイズ感染について参加者に興味を持ってもらうためのワークショップの手法がとても良かったです。(シンプルかつ考えさせるワークショップだと思います。)
  • タイにおけるエイズに対する取り組む姿勢がわかり、日本においても参考にしなければならないことがいくつかあった。
  • 地域コミュニティの大切さがわかりました。
  • 今日はありがとうございました。もっともっとHIV感染者が生きていきやすい社会ができたらと思います。自分達の考えや、意見がもっと発信していけるような。
  • シェアが地道な活動ながら、熱心に長くとりくむことで、大きな流れを作っていることはすばらしい。「陽性者グループのリーダー」というのが、そもそも日本にはない。
  • 共に生きていく為に、HIV/AIDSに関しての正しい知識を持つこと、またその通りに実践することの大切さを学びました。ワークショップではいかに身近に感じてもらえるかが大切だと(水の交換で)わかりました。
  • エイズがどのように感染するかは知っていたのですが、実際に学校で学んだ時は、ストレートな言葉で表現されていなかったので、例をあげて今日考えさせられて、本当はそんなにおそろしい病気ではないと感じました!!
  • AIDSに関して、日本でもこのように活動されている方々がいらっしゃることを知りました。今まで私はAIDSを含めて、性教育を誰かにやってもらいたいと思って探していましたが、自分でも勉強して、活動することで自分も子どもたちに教える、伝えることができるんだな…と、目からウロコでした。今後はその視点で活動していきたいと思いました。
  • 日本の中にエイズ教育・性教育をポジティブに普及させていくため、一体何からはじめればいいのか、自分に何ができるのか…。
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